車で行く北海道一周の旅 2015夏【22日目】岩内~ニセコ
どうもこんにちは。
ぱんきちです。
この旅も3週間を越えましたが、まだもう少し続きます。
さて、旅の22日目は、岩内からニセコまでの工程です。
距離はニセコまで50㎞程度ですが、ヒラフ周辺をうろうろしたので実際は100㎞近く走ったかもしれません。そのヒラフはまるで外国です。横文字ばっかり。
宿泊はニセコの温泉宿。ニセコはスキーリゾートのイメージが強かったのですが、列記とした温泉地でもあるのを再認識させられました。
自然あり、温泉あり、おいしい食あり、そして何よりもおしゃれ。
はじめてのニセコ、とってもいいところでした!
絵に描いたような景色が楽しめる「神仙沼」
岩内を出て国道66号線、通称ニセコパノラマラインに入りニセコ方面に進みます。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある活火山ニセコアンヌプリの山裾を通るニセコパノラマラインは、その名の通り抜群の景観の中車を走ることができ、ツーリングメインの方は最高だと思います。そんなニセコパノラマラインの途中にあるのが「神仙沼」です。このニセコ一帯は、沼や湿原が点在しており、その中でも一番美しいと言われているのが神仙沼です。ガイドブックで見てとてもきれいだったので行ってみました。
神仙沼までは駐車場から木道の遊歩道を歩いて20分程。しばらく木々の中を歩きますが、途中で写真のようなひらけた湿地帯にでます。風に揺れる草と点在する小さな沼のコントラストが美しく、そこに写りこむ周りの山や空がとっても綺麗です。
神仙沼に到着です。まさに美しいのひとこと。
シーンと静まり返った空間に響く鳥の声。清らかな水に写る豊かな木々の緑。
この神秘的な雰囲気はここにしかない雰囲気だと思います。その名前の通り、本当に神や仙人が住んでいそうな空気が流れています。
ちなみに、神仙沼の他に長沼、シャクナゲ沼、大沼といった沼がありますが、距離が離れているので、行かれる場合は時間的余裕を見て散策された方が良さそうです。
ランチ終了で入れなかった!カムイの実
とりあえず情報収集をと思い、道の駅ニセコビュープラザに立ち寄りました。
ランチするのにいいお店はないかと散策したところ、「カムイの実」というお店の張り紙を見つけました。ニセコの自然を見ながらランチが食べられるそうです。ネットで調べたら評判も上々でしたので早速行ってみました。
国道5号線を少し進んで小道を入った先にぽつんと佇むかわいらしいお店です。
なかなか良さげ。
早速入ろうとすると、スタッフのママさんが出てきて、もうランチは売り切れになっちゃったとのこと。
あ~残念!やっぱりおいしいお店は人気なんだな~とがっくし。
ニセコらしい農家レストラン!ハックルベリーファームのリストランテ89
ま、そんなこともあろうかと、候補に入れておいたお店がありましたのでこちらに行ってみました。
ハックルベリーファーム内にあるリストランテ89というレストランです。
場所は、道の駅から66号線を戻り、ヒラフ方面に右折した先、左手にあります。
外国のおうちのようなかっこいい外観です。
撮りそびれちゃいましたが、内観もLIVE感あふれるオープンキッチンでとっても素敵。さらに壁一面がガラス張りで、雄大な景色を楽しみながら食事を楽しめます。
さて、お料理は、ハックルベリーファームの野菜をメインに、道産食材にこだわったイタリアン。パスタランチを注文し、まずは新鮮野菜と枝豆のスープが出てきました。
野菜はどれもフレッシュ。スープも若干薄い感じがしましが、枝豆の風味が出てて美味しかったです。
パスタは、キャベツやパプリカが入ったボンゴレです。これだけの雰囲気なのにちょっと盛り付けが雑などころと、和なお皿に「?」と思いましたが、味はアサリの旨味と塩気が絶妙で美味しかったです。
レストランの裏手はファームになっており、そちらはそちらでゆっくりできそうです。
またいつか来てみたいと思います。
外国過ぎるよ!ニセコヒラフ
食後は、ヒラフの町の方に行ってみました。国道66号線から国道5号線に抜ける343号線を進むとヒラフの町になります。
さて、ニセコ・ヒラフは誰もが知るリゾート地。ニセコマウンテンリゾートグランヒラフ、ニセコアンヌプリ国際をはじめ、ウィンタースポーツの聖地と言わんばかりの場所で、ここの雪を求めて海外から滑りにくる人も多いほどです。
そのためか、ニセコ・ヒラフの町は外国感たっぷり。小樽で中国語やハングルが多かったのに対し、ニセコは英語です。日本語より英語が多いです。コンビニも英語でした。
飲食店やカフェ、スポーツショップや洋服屋が軒を連ね、どのお店もとってもおしゃれです。原宿や代官山か!と思えるほどです。外人がかっこよくカフェのテラスでコーヒー飲んでるし。
また、ヒラフにはペンション村というエリアがあるのですが、その建物ひとつひとつが外国ちっくで、北欧やカナダっぽい建物が乱立しています。外国人の方が外でDIYしていました。
「もうここは日本じゃないよ!」と心でつぶやき。。。
改めて思いましたが、自分の「ニセコ=イケイケな町」というイメージ、外れていなかったんですね~。
夏のグランヒラフに行ってみた
ヒラフの町をひやかしたあとは、夏のグランヒラフに行ってみました。
グランヒラフは、ニセコアンヌプリの山頂から麓まで使ったスキー場です。
夏でもゴンドラに乗って中腹まで行くことができます。
若干傘をかぶってますが、ゴンドラから羊蹄山が見えてます。
上からの眺めです。この日は曇っていましたが、天気がもっと良ければ、羊蹄山、中山峠、有珠山などを見渡せる大パノラマのようです。
また、レストハウスや自然情報館もあり、ゆっくりたのしむこともできます。
ニセコ・ヒラフの町イロイロ
都内でも見かける紅茶屋さん「ルピシア」。試飲コーナーが豊富です。
ニセコの駅に来てみました。
ニセコらしいかわいらしいスイス風の駅舎です。
再度道の駅のもどり、ニセコで有名な高橋牧場ミルク工房のソフトクリームを食べました。
ガツンと濃い~牛乳味でめちゃくちゃ美味しいです。
ちょっと惜しい感じ!ニセコアンヌプリ温泉 湯心亭
この日のお宿はニセコアンヌプリ温泉湯心亭さん。
場所は66号線を山の方面に戻ったところにあります。
モダンな外観でおしゃれな門構えです。
館内は、靴を脱いで入るタイプ。床は全部絨毯で、そのまま裸足のまま歩く感じで家にいるみたいです。(それをアットホームととるか、衛生的にどうなの?ととるかはわかれると思います。)
受付はとってもこじんまりとしていて、スタッフさんもあまりなれていない様子です。また3階までありますがエレベーターはありませんのでちょっと大変ですね。
さて、部屋はこんな感じ。(干してある服はご愛嬌ということで)
6畳一間のアパートの一室をアジアリゾート風に手作りしました!みたいな部屋で、す。写真は撮っていませんが、キッチンみたいな洗面台が入り口付近にあります。
また、いくら北海道と言えど、夏は暑いです。しかし、この部屋にあるのは扇風機だけ。この日の夜はとくに暑かったので、寝るときは相当厳しかったです。
とまぁ、マイナス面だけご紹介してしまいましたが、このお宿の最大の魅力はやはり温泉でしょう。
小さめの内風呂と大きな露天風呂があり、どちらも加水・循環なしの100%源泉かけ流しです。若干熱めではありますが、やわらかい湯質で体を芯から温めてくれます。冬の時期の雪見風呂はとっても良さそうですね。
また、広々とした休憩ルームも用意されており、ここがなかなかです。
革張りのおしゃれなソファや無料のマッサージ器が2台おいてあり、
キッズスペースも完備されています。
夕食は館内の食事処で、道産食材を使った和創作をいただきました。
味は、ま~普通です。
大分辛口になってしまいましたが、温泉以外は正直今一歩っといっか感じです。
冬とかはまた印象が違うのかもしれませんが。。
個人的な意見ですので、お流しください。
という訳で、22日目は以上です。
ニセコははじめて訪れましたが、絶景あり、美食あり、温泉あり、そしてとってもおしゃれ。多くの人が訪れる理由がわかりました。
今回行ったのは夏ですが、やはりニセコはこれからの冬シーズンがベストなんでしょう!
さて、翌日はニセコを出発して、洞爺湖に向かいます!
ではでは、また次回!