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車で行く北海道一周の旅 2015夏【9日目】阿寒湖~然別湖

こんにちは、pannkichiです。

 

9日目は、阿寒湖から然別湖まで、約130㎞のルート

然別湖ははじめてなので非常に楽しみだったのですが、天気は下り坂。

結構、ふられちゃいました。

 

阿寒湖の自然と神秘のマリモ

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阿寒湖の朝です。湖畔にあるボッケを散策してみました。

ボッケとは、アイヌ語で「煮え立つ」という意味で、いわゆる小さな泥火山です。摂氏100度ほどに熱せられた泥が、地中の火山ガスによってポコポコと噴き出しているところです。

ボッケまでは、緑豊かな森の中を歩ける遊歩道で行けます。野鳥のさえずりと緑の香りが、起きたての体にじわ~としみこみます。

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阿寒湖畔には、こんなマリモの唄の碑が立っていました。

「マリモの唄」。。。。。どんな歌???

マリモについて

http://www.flickr.com/photos/21663244@N04/14706606941

photo by Nuwandalice

さて、阿寒湖といったら、天然記念物にも指定されているこのマリモです。

ちょっとおさらいですが、マリモは、一言でいえば、「」です。

中心に石がある場合も多いそうですが、細かい藻が絡み合い、湖の水流などであの綺麗な丸い形になるようです(確かな理由はわかってないそうです)。また、マリモは植物なので、成長するには光合成をしなくてはいけません。通常湖底で生活をしているので、それだけ太陽の光を通す綺麗な水質でなければいけないんですね。

ちなみに、通常とつけたのは、実はマリモ、日光がよくあたると湖面まで浮いてくるらしいです。それは、光合成の際に生まれる酸素の泡のため。二酸化炭素添加と強光量内で育てた水草水槽で見られる気泡と同じだとおもいます、多分。。。

 

マリモについてはこの辺にして

ホテルをチェックアウトして、241号線を足寄方面に向かいます。途中、エメラルド色の湖面が神秘的な「オンネトー」がありますが、今回はパス。また別の機会にご紹介したいと思います。

美食の王国・帯広へGO!

足寄からは道東自動車道にのって、帯広へ。

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その帯広で有名なパン屋満寿屋の「麦音」でランチにしました。

オープンキッチンがLIVE感ある開放的な店内です。パンの芳ばしい香りがたまりません!1950年創業のこの満寿屋さん。まさに地産地消といえるパン屋さんで、十勝産直材を100%使用したパンにこだわっています。

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伝統的な田舎パンからお総菜パンまで種類もたくさん。どれもおいしそうで迷います。

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買ったはパンはイートインできます。ひろ~いテラス席があるので、ピクニック感覚で楽しめるのも魅力です!

 

絶対に写真に撮りたくなる!白樺並木

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天気が悪くなっ来たのですが、こちらに来てみました。

白樺の「美林」です。

永遠と続きそうな砂利道に白樺の並木が続いています。

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そう、朝ドラのマッサンで、マッサンとエリーが手をつないで駆け抜けた林です。

といいつつ、自分は見たことがないので、あまりピンときませんでしたが。。。笑

この白樺の美林は帯広の郊外にあります。別にマッサンファンじゃなくとも、とってもキレイなので一見の価値はあります!

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白樺並木の後は、十勝牧場に来てみました。

 ちょっと小高くなっているところに展望台があります。十勝の北海道らしい景色が望めます。ちなみにこの十勝牧場の広さは4100ヘクタールほどで、かなり広いです。

 

どしゃぶりで残念!自然満開の然別湖

雨が強くなってきたので、宿がある然別湖に急ぎます。

今晩の宿は、「ホテル風水」さん。

然別湖湖畔に建つ温泉宿で、お料理、温泉ともにすばらしかったお宿でした。

温泉はもちろん源泉100%のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。

鉄成分が強い青みがかった茶色の湯色でとってもなめらか。

極めつけはなんといっても露天風呂。

目の前に静寂の然別湖が広がるレイクビューです。

天気が良ければ、キャンプ場でBBQの予定でしたが、大雨でしたのでホテル内のレストランに変更。季節感と素材感にこだわった丁寧な仕事ぶりがわかるお料理でした。

そのレストランもレイクビューで、すばらしい景色の中、お食事を楽しめます。

 

然別湖について。

この然別湖は、大雪山国立公園内にある唯一の自然湖。白雲山、天望山(くちびる山)といった1000m級の山々に囲まれた、今なお原始の姿を残した神秘の湖です。豊かな自然の中は動植物の宝庫。中でもミヤベイワナは、この然別湖と流入する川にしか生息していない絶滅危惧種の天然記念物。1万年前の火山活動で川がせきとめられたことで、独自の進化をとげたオショロコマの亜種で、ネイティブトラウトとも言われています。以前は全面禁漁となっていましが、最近は期間限定、人数限定で特別解禁をしているそうです。また、そんな豊かな自然環境のため、アウトドアアクティビティも盛ん。キャンプやカヌーなども楽しめ、冬には凍結した湖上に「しかりべつ湖コタン」も登場します。

 

そんな感じで、翌日は、然別湖からまた網走方面に戻ります!

 

ではでは。