車で行く北海道一周の旅 2015夏【8日目】網走~阿寒湖
8日目は、網走~阿寒湖まで、約100㎞のルート
網走から国道240号線を南下し、美幌、津別を通って阿寒湖入りました。
美幌の「田村」で焼肉ランチ
では、スタートは美幌のランチから!
網走市街より、国道39号線を右手に網走湖を見ながらひた走り、女満別を越えるともう美幌に到着です。
お昼は、以前から姉に行ってみろと進められていたこちらのお店。
「肉の割烹 田村本店」です。
昭和2年創業、田村精肉店が経営する焼肉・肉料理のお店です。
北海道産の和牛はもちろん、国内の有名和牛をお手頃価格で楽しめると、地元でも人気のようです。ランチは、1000円前後から。この肉質でこの価格と驚くほどのコスパで、人気があるのもうなずけます。夜も全然高くない。
店内もモダンで開放的な雰囲気。通常のテーブル席から宴会席や個室席もあるので、いろいろな用途で使えそうですね。
ちなみに、こちらのお店は東京・丸の内にあるTOKIA内にもあるみたいです。
必ず行くべき秘湖「チミケップ湖」
おいしい料理のあとは、絶品の景色です。
道東にきたら必ずといっていいほど立ち寄っているオホーツクの秘湖「チミケップ湖」です。
津別を過ぎたあたりで右手に折れ、途中未舗装路もある道を進むと、原始の森の中にひっそりとその姿を現します。チミケップとはアイヌ語で「崖を破って水が流れる所」という意味で、一万年ほど前に谷がせき止められてできた湖のようですね。
周りには何もなく、あるのは空と森と湖だけ。外の世界から隔離されてしまったかのような、神聖さも感じられる空気が流れていて、むしろここにしかないものがあるように思います。写真の通り、湖畔には桟橋があり、本当に外国のよう。
そんな湖畔に、チミケップ湖唯一のホテルが建っています。
「チミケップホテル」です。
カナダとか北欧とかにありそうで、がとっても素敵なんです。
(どちらの国にも行ったことないのでイメージですが。。。)
一度でいいから泊まってみたいもんです。
また来ようと思いをはせながら、旅を進めます。
マリモとアイヌの里「阿寒湖」
もとの240号線に戻り、道の駅あいおいを通り過ぎれば、マリモで有名な「阿寒湖」です。
今晩の宿は、「阿寒の森 鶴雅リゾート花ゆうか」さん。
源泉100%かけ流しの温泉につかり、道内食材をたっぷり使用したビュッフェをいただきました。レストランからは阿寒湖に沈むサンセットも楽しめ、もう最高です♪
夕食後は、夏ならではの素敵な催しがされていました。
「夏希灯」。なつきとうと読みます。
マリモに模された緑の玉に願い事を入れて湖に投げ入れるというもの。
ホテルの前の乗船場所より観光船にのって、投げ入れるポイントまで行くというツアー感もまた魅力です。
月夜に照らされた湖面に灯るマリモの光。なんとも幻想的でしょう。
願い事叶うといいな~とついついうっとり。
夜風も心地よく、夏の夜にはぴったりのイベントです。
下船した場所を進むと、そにには「アイヌコタン」があります。
アイヌコタンとは、その名の通りアイヌの方々が暮らしているコタン(=村)のこと。この阿寒湖にあるアイヌコタンは、北海道内最大級のコタンです。コタン内には、北海道唯一、国の重要無形民俗文化財に指定されているアイヌ古式舞踊を見学できるシアターや、アイヌの木彫りによる伝統的な民芸品や工芸品を販売しているお店がたくさんあります。動物や鳥を神聖化しモチーフとしているアイヌの木彫り彫刻やアクセサリー、小物、刺繍などはどれも素晴らしく、見ているだけでも十分楽しめます。
今回は、コタンに行ったら買おうと思っていたコロポックルをゲットできました。
アイヌの伝説に登場する小人のようで、「蕗の葉の下の人」という意味のようです。
このフォルムがかわいいです。
さて、翌日は、阿寒湖から然別湖に向かいます!
ではでは!