車で行く北海道一周の旅 2015夏【3日目】襟裳~帯広~音別
どうもこんにちは。
ぱんきちです。
さて、3日目は襟裳~音別までの約210㎞の工程です。
襟裳を出発し、帯広経由で音別へ。
宿泊地は、カムイミンタラキャンプ場で、道内はじめてのキャンプです!
襟裳岬の朝日
4時に起きて、襟裳岬へ朝日を見に行きました。
美しいの一言です。
風が強く、荒々しい自然のパワーを感じます。
朝の五時。突然のサイレン。昆布漁のはじまりの合図です。
昨晩、宿の店主が、明日の朝は昆布漁がみれると教えてくれていました。
合図とともに、街が動き始めます。
小型の船で一斉に白波たつ海を進んでいき、長い棒で昆布をくくりとっています。
はじめてみました。勉強になります。
収穫した昆布を干場に並べています。
まだ朝の5時です。
日の出とともに起きて、自然から命をいただく仕事をしている。
なんか感慨深いです。きっとこれが人間が本来あるべき姿なんだろうな~。
とっても素敵。
襟裳を出発!
そんなことを考えながら宿に戻り、朝食をいただき、8時過ぎに出発
渚100選である百人浜を横目に、336号線に入ります。
右手には雄大な太平洋、左手に切り立った絶壁がワイルドな道路で、通称「黄金道路」と呼ばれています。記念に一枚。
途中、えりも林道を抜けて、ちょっと話題のハート形の秘湖・豊似湖に行けますが、今回はパスしました。
爽快なワインディングロードを抜け、広尾町に到着。
出発以来はじめての給油です。
自宅から622キロ走り、37リッター。燃費17キロです。
スタンドの方といろいろおしゃべり、地図もくれました。こういう出会いがいいんです旅は。
穴場!大森カントリーガーデン
広尾国道である国道236号線を進むと、左手に「大森カントリーガーデン」があったので、ちょっと立ち寄ってみました。
1000種以上の宿根草が揺れるガーデンがすばらしく、夏の花が満開でした。
お金払っても見る価値あるガーデンなのに、無料です。
ガイドブックにも載っていなかったので、穴場スポットですね。
ガーデン内には素敵なカフェも併設されています。ソフトクリームが絶品でした。
ラベンダーも満開!癒される~。
名残惜しく、ガーデンをあとにして、大樹町を抜けて、ナウマン象で有名な道の駅忠類に到着。小休止をして、さらに進みます。
もう、景色は十勝です。
十勝の定番観光名所を巡ってみる
予定ではなかったのですが、行ったことがなかったので、寄ってみた「花畑牧場」。
チーズや生キャラメルの製造工程を見学し、ちょこっとお買い物。
観光客は90%、アジア人でした。
十勝の北海道らしい風景の中を帯広方面に北上。
途中、幸福駅にも立ち寄りました。
そして、この日の目玉である「十勝ヒルズ」へやってきました。
バラはそれなりに咲いていましたが、増築工事中で、みれるところも少なく。。。
どうやタイミングが悪かったようです。
でも、十勝の雄大な景色は圧巻でした。ひろいな~北海道は。
ランチは、園内にあるおしゃれなレストランでビュッフェです。
道産の食材を使ったお料理です。メインを選んで、サイドディッシュがビュッフェです。どれも、素材がいきたおいしいお料理でした。ワインが飲めなくて残念。。
十勝ヒルズをあとにして、キャンプ場がある音別に向かいます。
まだ結構距離があります。
道中、浦幌のスーパーで夕飯の食材を買って急いで向かいます。
ノスタルジックな世界!はじめの北海道キャンプ
38号線を東に進み、再度太平洋側に出れば、そこが音別。
音別駅前を左折して、241号線を20㎞ほど進んだ山奥が今日のキャンプ場。
YAMANOKAMI カムイミンタラキャンプ場です。
北海道へ移住したご夫婦手作りのキャンプ場。
廃校になった小学校を改築管理棟は、映画の世界さながらのノスタルジックさ。
オーナーご夫婦の人柄もやわらかく惹かます。
サイトは、キャンプ場としては珍しい、円形にかられた草地で、もちろん車の乗り入れもOKです。サイトの裏手には小川も流れています。トイレは、管理棟の裏手にあり、水洗ではありませんが、とってもキレイです。
この日は、ソロキャンパーの方はいらしただけで、ほぼ貸し切り状態。
もちろん、携帯の電波は通じず、あるのは満点の星空と鳥の声、木々の音のみ。
最高の贅沢です。
管理棟の中は、自由に入ってくつろげます。泊まるところもあるそうです。
オーナー奥様の趣味であるピアノが並んでます。グランドピアノの他に、年代物のアップライトもおいてありました。また、壁沿いには書籍がたくさん。
夕食後に行ってみた際、ソロキャンパーさんがいらっしゃっいました。オーナーの奥様と一緒にしばし談笑。
夜の時間は、ゆっくりとたき火。いや、最高。いい気分です。
虫が若干多いけど。。。
寒くなってきたので、早めにシュラフに潜り込みました。