車で行く北海道一周の旅 2015夏【1日目】東京~仙台
どうもこんにちは。
pannkichiです。
いよいよ出発です。
7/13(月)~8/10(月)まで、約1ヶ月にわたる旅のはじまりです!
1日目は、東京から仙台までのロングドライブ。
およそ350㎞、休憩入れて約5時間ほどの道のりです。
ただ、出航は19:40なので、仙台でちょこっと観光をするにしても余裕をもった出発で大丈夫でした。
荷詰めは前日に済ませておいたので、出発当時は楽ちん。
ほぼ、キャンプ道具です。今から思うと持っていき過ぎだな~。
常磐道を北へひた走る。
朝8時に出発し、外環三郷ジャンクションで常磐道へ。
ひたすら北上し、福島県に入ります。
ナビは東北道への迂回となっていましたが、そのまま常磐道を直進。
そう、東日本大震災・福島第一原発事故から4年遅れで全線開通していたんです。
ただ、常磐富岡ICより先、浪江ICまで、ほぼ帰宅困難地域を通過します。
その為、手前のPAより放射線量の表示や情報が掲示されおり、緊迫感が漂っていました。また、そのせいか、平日とはいえ、ほとんど他の車両は見られません。
放射線量の表示板が一定区間ごとに設置されていますが、その線量が進むにつれて高くなっていきます。かなり緊張。
もちろん住宅や畑があるエリアも通ります。おそらく震災、事故があったそのときのままだと思います。かつては田んぼや畑だったところは、身の丈ほどある草で覆われ、崩れかかった家屋もちらほら。もちろんですが、人の気配は全くありません。そのせいか、道路の頭上にかかった小さな橋には野生の猿の姿もありました。
まさに、朽ちていくという現象を除いては、ピタっと時間が止まってしまったという印象。
その風景の中で存在感を放っているものが。
整然と並べられた黒い袋たち。汚染土です。
田畑はもちろん、空いている土地という土地に置いてあり、高速道路のすぐ脇にも置いてありました。
これ、どうするんでしょうか?
最近の台風・豪雨でこの袋が何百も流されたというニュースがありました。福島第一原発自体も、原子炉内で溶融した燃料がどうなっているのか、正確にはわかっていない。4年半たった今だからこそ、蓄積されている放射能に警笛をならしてしる専門家もいます。しかし、原発についてはタブーと言わんばかりに、全く報じない主要メディア。おかしすぎでしょ。ブログの主旨が変わってくるのでこの辺にしますが自分としては、自分のこの眼で見れて良かったと思います。その上で、改めて強く思うのは、原発はダメだということ。
仙台に到着!
帰宅困難区域を抜け、南相馬あたりをこえたらもう仙台まですぐです。
14時半頃、仙台駅前に到着。
早速腹ごしらえ~ということで、仙台といったら牛タンです!
仙台駅内にある「たんや 善次郎」にしました。
分厚いくせにやわらかジューシー。うんうん、うまい!
以前来た際は、元祖の店といわれる「太助」に行きましたが、こっちのが柔らかいかも。テールスープもさっぱりで美味でした!
食後は、アーケード街を散策したり、北海道にいる姉へのお土産を買って、フェリーターミナルに向かいました。
太平洋フェリーターミナルに到着!
「いしかり」が鎮座しています。でかいです。豪華客船みたいです。
フェリーターミナルまでは仙台駅から30分くらいだったと思います。
近くには、イオンやアウトレット、ホームセンターなどがあるので、必要なものがあったら買い足せるので便利です。
早速、搭乗手続きをします。
事前登録していなければ、車両情報と同乗者情報を専用用紙に記載し、車検証と一緒に窓口に提出します。代金はネットでも済ませられますし、現地での支払いもOKです。
すべてネットで済ませてあればよりスムーズですね。
無事、手続きが完了すれば、あとは乗船まで待機です。
いよいよ。フェリーに乗船!
車両と運転手は、ターミナル向かって左側に待機場所(並ぶ列)があるのでそこでしばらく待ちます。また同乗者はターミナル内からの乗船になります。
バイクや自転車の方も大勢います。すごいですね~。
と感心していたら、乗船時間になりました。
船員さんの指示に従ってついていけばOK。
「ここに停めてください!」とか言われます。
あとで取りに来ることはできないので、必要なものは忘れずにもって
専用エレベーターで旅客デッキへ。
予想以上に快適な船内にびっくり!
はじめてのことで興奮してか、写真を船内の写真を撮り忘れましたが
景色を眺められるラウンジに、売店やレストラン、大浴場、シアター、ゲームセンターととっても充実しています。特に、大浴場はもっと簡素なものをイメージしていたのですが、旅館なみの大浴場です。もちろんオーシャンビューです。
部屋は、今回S寝台。
カーテンがついたカプセルホテルのような一人用個室です。テレビもついています。
若干、エンジンの振動や揺れは感じますが、快適です。
食事は、レストランではビュッフェ、軽食コーナーでうどんやそばなんかも楽しめます。
にてしも、初日から非常に濃い一日でした。
ではでは。
次はいよいよ北海道上陸です。