目撃談多数!最近、北海道各地で透明人間が出没している
あなたは知っているだろうか。
この冬、北海道の各地で”透明人間”が目撃されていることを。
この情報、多数の目撃例があるにもかかわらずニュースや新聞では報道されていない。それもそのはずだ。この情報が世に出回ればきっと混乱を招くことになる。国家による情報操作か策略か。ただ、そのことによってこの目撃談が真実であることを裏付けてしまっている。隠すことで、真実にスポットライトがあたってしまったわけだ。ただ、この真実を多くの人に知ってもらうには、1つの方法しかない。それは、”透明人間”の写真を公開することである。しかし、相手は透明だ。撮影は困難である。
そんな折、ついにその写真が手に入った。北海道に住むK氏から送られてきた写真だ。2体の透明人間が間近に迫っている。性別は男なのだろうか。K氏は死に物狂いでシャッターを押したのだろう。その写真がこれだ。
女満別で撮影された透明人間
っとまぁ、C級オカルト番組の宣伝の様な茶番に根気よくお付き合い頂きありがとうございました。こっからはちゃんとした話です。
これ、実は今北海道内でちょっと話題になっている「フローズンパンツ」というムーブメント。濡らした洋服を人間が着ているように形に外で凍らせたユニークな遊びです。その姿がまるで透明人間だと、秘かなブームになってきています。
上の写真は、女満別の道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」で姉が撮影した写真です。夜みると本当の人間みたいでちょっと怖いみたいです。
アメリカ人男性の遊びがSNSで話題に
(出典:http://www.fashionsnap.com/news/2016-01-26/frozenpants/)
もともとフローズンパンツは、アメリカ・ミネソタ州を大寒波が襲った際、そこに住む男性が凍らせたジーンズの写真をSNSに投稿したのがきっかけで話題になった遊び。その後、その遊びはアメリカ全土に広がり、ジーンズブランド「Lee」も便乗するほどに。まさにアメリカ人らしいユーモア溢れる遊びですよね。
北海道でのブームの火付け役は更別村地域おこし協力隊
(出典:更別村に透明人間出没中!? 十勝ならではのフローズン・パンツが話題 | 北海道ファンマガジン)
道内では、十勝管内更別村の地域おこし協力隊の方が、このフローズンパンツに着目。自分のところでもできるのではと、2016年1月に国内初のフローズンパンツの写真をFacebookに投稿しました。その反響は非常に大きく、瞬く間に道内に拡散。有名観光スポットである幸福駅や、バス停、店舗前、商店街にもフローズンパンツが登場し、そのブームは道内各地に広がっています。
また、まもなく終了してしまいますが、2/8まで「とかちフローズン・パンツ・ウィーク」が開催されており、SNSで投稿された様々なフローズンパンツ写真をFacebookページで見ることできます。スーツだったり、ブランコに乗っていたり、クスっと笑ってしまう写真ばかりです!
そのイベントページはこちらから
Tokachi Frozen Pants Week (とかちフローズン・パンツ・ウィーク) | Facebook
1000人の透明人間でギネスに挑戦予定!?
さらに「世界一」を通して「十勝」を発信するプロジェクト「十勝世界一プロジェクト」と連携して、1000体のフローズンパンツを作るというギネス記録に挑戦するそうです。まだまだフローズンパンツの勢いはおさまりませんね!
マイナス20度なら簡単にすぐ出来る
フローズンパンツは誰にでも簡単に作れます。あくまでも気温がマイナスであればの話ですが。ジーンズなどは大体マイナス6度くらいで凍り、マイナス20度ともなるとすぐに凍るそうです。寒ければ寒いほど簡単。気温がマイナス20度や30度近くにもなる北海道内陸部だからこそ出来る遊びですね。
遊びから観光資源に
今、札幌で開催されている「雪まつり」のように、道内には冬の風物詩がたくさん。そのひとつにこの「フローズンパンツ」がなる日もそう遠くないかもしれませんね。ちょっと笑えて、楽しい気分にさせてくれつつ、極寒の厳しさをひと目でわかるフローズンパンツ。エリアによっての特色もだせるでしょうし、アート性もあるので、色々な表現や個性の発信として利用できそうです。”遊び”から始まったこのブーム。”透明”になるどころか、より一層彩りを増したアクションになりそうで今後注目です!
おまけ
最初にご紹介した「道の駅メルヘンの丘めまんべつ」には、フローズンパンツだけじゃなく、「五郎丸」や「ベイマックス」の雪像が展示されています!さっぽろ雪まつりの作品にも負けていない、地元の方が作った力作です!近くに行かれたかたは透明人間とともにチェックしてみてください!
ではでは!