終わりなき旅のように生きたい

好きなコト、好きなモノを、好きなだけ。

はじめてでも簡単に出来た!りんごから天然酵母をおこす方法

どうも、こんにちは。

ぱんきちです。

 

今回は、最近はまっている「天然酵母」についてです。

 

パンとかビールとか、昨今いろんなところで見たり聞くようになった「天然酵母」。

天然で安心、体にも良さそうですが、ちょっと専門的で小難しそう。そんなイメージの天然酵母、実は自分で作れちゃう(正しくはおこせちゃう)んです。

しかも、すごく簡単に。

天然酵母おこしはじめての自分でも出来たので間違いありません!

その方法をご紹介したいと思います。

【目次】

そもそも、天然酵母ってナニ!?

http://www.flickr.com/photos/92033577@N00/8564315105

photo by mystuart

酵母は、自然界の植物や果実、樹液などありとあらゆるところに生息する微生物です。この酵母は、有機物(食物の糖質)をムシャムシャ食べて、成長・繁殖していきます。そのとき、「アルコール」と「二酸化炭素」を産み出しています。この働きこそが「発酵」です。ビールやワイン、日本酒、味噌、醤油などは、この酵母の発酵という力を借りて作らています。なので、酵母は人間が生きる上で本当にお世話になっている存在なんですね。

 

必要なものは3つだけ

http://www.flickr.com/photos/7272154@N05/3993275716

photo by mbgrigby

《用意するもの》

・りんご(新鮮で甘そうなやつ)1個

・瓶(500mlくらいはいりそうなもの)

・水 500ml

 

1.瓶を煮沸殺菌する

f:id:pannkichi:20160106165645j:plain

 まずは使用する瓶を熱湯で殺菌します。10分くらいグツグツすればOKです。ちょっと面倒くさいも思うかもしれませんが、消毒は必ずやってください!

 

2.リンゴと水を入れて、ひと晩冷蔵庫へ

f:id:pannkichi:20160106165646j:plain

りんご(今回はふじを使用)は 芯と皮は残したまま、8~10等分にザクザク切ります。

瓶の8分目くらいまで水(水道水でOK)を入れます。

ひと晩冷蔵庫で冷やします。

 

【ポイント】

・冷蔵庫に入れる理由は、一旦冷やしたほうが酵母が活性化するようです。

・りんごは結構細かめにカットしたほうがいいです。

 

3.冷蔵庫から出して、常温で約5日~10日保存f:id:pannkichi:20160106165647j:plain

冷蔵庫から出したら、1日1回~2回ほどスプーンで軽く混ぜて、新鮮な空気を入れてあげます。

上の写真は、冷蔵庫から出した翌日です。すでに酵母が出した二酸化炭素の気泡が出て、水も白濁してきています。香りは、まださわやかなりんごの香りです。

目には見えませんが、瓶の中で酵母という生き物がせっせと活動していることを考えると、なんだか愛おしくなってきます。生物の神秘ってやつですね。

4.りんごの天然酵母完成f:id:pannkichi:20160106165649j:plain

常温保存して5日目。予想よりも早くりんごの酵母が完成しました。

水が随分白濁し、りんごの表面や水面に気泡がシュワシュワしています。りんごの皮もすっかり色が抜けてしまいました。こんな感じが出来上がりのサインです。

【ポイント】

完成までの期間は、りんごの甘さや状態、気温で大分変わります。時間を目安にするよりも、見た目や香り、味、気泡の出方をチェックして判断した方がいいです。

f:id:pannkichi:20160106165651j:plain

蓋を開けあけてみました。シュワ~っという音とさわやかな香り。若干アルコールの匂いもしてきます。ちょっと味見をしてみると、ピリッとした炭酸とワインや日本酒のような醸造酒の味がします。

 

5.完成後は冷蔵庫で保存

完成した酵母は、すぐに使わないのであれば、そのまま冷蔵庫にいれて保存しましょう。冷やすことで酵母の活動が鈍くなり、発酵が遅くなります。ただ、できるだけ早く使い切った方が良いと思います。

 

 使い方イロイロな天然酵母

天然酵母の用途は様々。定番のパンやシードルの他、料理につかったり、飲み物にいれたり、ヨーグルトにいれるのもいいかもしれませんね。栄養価が非常に高いので積極的に摂りたいものです。自分はシードルに挑戦しようと考えています!その様子はまた近日アップしようと思います!

 

ではではまた次回!