車で行く北海道一周の旅 2015夏【29日目】仙台~東京
どうも、こんにちは。
ぱんきちです。
7/13に東京を出発してから29日目の8/10。
いよいよ、車で行く北海道一周の旅も最終日となりました。
この日の工程は、仙台~東京までの約365kmです。
往きは常磐自動車を利用したので、帰りは東北自動車道を使いました。
お土産探しと運転のみなので、写真もほぼなく、ブログ的には非常に乏しい内容ですが、一応書き記しときます。
市場好きだから行ってみた「仙台場外市場 杜の市場」
9時頃ホテルをアウトして、まずはこの「杜の市場」に行ってみました。仙台駅の東側、国道137号線を仙台東部道路方面に進んだところにあります。時間ににておよそ15分程です。駐車場、建物ともに広々。店内は、鮮魚店や青果店、パン屋や酒販店のほか、お土産屋や飲食店も沢山入っていて見どころたっぷりです。仙台土産を買うのにも重宝しそうです。ただ、青森八戸で行った八食センターのような市場感はあまりないので、そういう感じを求める方には要注意です(まさしく自分はそうでした)。ま、いわゆる大きなスーパーとかデパ地下的な感じに近いです。
な、の、で、早々に退散。
復興の光「伯楽星」を求めて「阿部八酒店」へ
仙台では、美味しい日本酒を買って帰りたいと思っていました。
宮城には、浦霞、一ノ蔵、日高見など銘酒中の銘酒が数多くあります。
その中で自分が飲んでみたいと思っていたのが「伯楽星」です。
伯楽星を作っているのは、明治二年創業の新澤醸造店という蔵元です。
かつて経営難で廃業寸前まで追い込まれましたが、それを救ったのが農業大学を卒業したばかりの5代目でした。当時、県内最年少の杜氏として注目されたようです。5代目はそれまで普通酒を作ってきた蔵の方針を純米酒メインに変更。そして、「究極の食中酒」というコンセプトで「伯楽星」を生み出しました。その後、瞬く間に全国から注目されることとなり、JAL国際線ファーストクラスに採用されるなど、あっという間に有名銘柄の仲間入り。そんななか起こった東日本大震災。瓶詰めされたお酒の約7割が割れ、設備への電源供給の停止など、140年続く蔵は甚大な被害を受けたようです。ところが、タンクの中に奇跡的に使えるもろみが残っており、見事、伯楽星は復活。現在は被災した蔵から70km程離れた場所で酒造りが行われています。
ちょっと長々と書いてしまいましたが、そんな復興の光とも言えるお酒を飲んでみたかったのです。ただ、このお酒。なかなか売っていない。もともと個人向けには卸してないからでしょうか。市内にあるデパートや仙台駅のお土産屋などでも売ってません。
なので、グーグル先生にご相談。
どうやら「阿部八酒店」という酒屋さんに売っているとのことでしたので、早速行ってみました。
場所は仙台駅の北側、小学校の脇道を直進した先にあります。距離でいうと2km程、時間にして10分くらいです。駐車場はないので、近隣の駐車場に停める必要があります。
写真は撮れなかったので残念ですが、店内はとてもモダンで美しく、高級感が漂っています。入って左手が冷蔵ケースで、宮城の地酒がずらりと並んでいます。
ありましたありました、伯楽星。
選んだのは「純米吟醸」です。
東京に帰ってから飲んでみました。
口に入れた瞬間にフルーティーな香りと米の旨味がふわ~っと広がります。キレも程よくとっても飲みやすい日本酒。大吟醸なんかよりは日本酒らしい味わいだと思います。そして、なんといってもお料理の相性は抜群です。本領発揮といった感じです。
日本酒はあまり飲まないのですが、最近は美味しいと感じるようになりました。
東北には銘酒は多いので、もっと色々飲んでみたいですし、蔵にも行ってみたいですね。
いよいよ仙台出発。一路、東京へ。
お目当てだった伯楽星を手に入れた後は、仙台駅に戻り、さらにお土産を物色。もろもろ買い込んで、13時20分頃出発。
往きは常磐道でしたので、帰りは東北道を使いました。
IC手前でこの旅最後の給油です。
燃費はおよそ14km/l。一番最初が17km/lだったので、大分落ちました。
さて、その後はひたすら運転運転運転。
途中、国見SAで喜多方ラーメンを食べ、那須高原でトイレ休憩。
景色も大分、都会になってきました。
埼玉に入ると羽生、蓮田付近で軽く渋滞にはまり、
外環道にはいってからは、和光まで重い渋滞という都会の洗礼に遭遇。
そして、20時半頃、自宅に無事に到着。
仙台から休憩も入れて、7時間もかかってしまいました。
いや~さすがに疲労困憊です。
とにもかくにも29日間、お疲れ様でした、自分!
というわけで、29日目は以上です!
最後はあまりネタがなく、しまりも悪いですが旅の記録なのであしからずということで。
さて、次回は、旅の総括ということで
「一体、いくら使ったんだよ!?」
「一体、どのくらい走ったんだよ!?」
などをテーマににして書こうかなと思っています。
ちゃんとは計算していなかったので、今さらながらちょっと恐ろしいですが
また旅をする際の目安になりますし、無駄が見えますから、こういう振り返りが大切です。
そんなわけで、また次回!