車で行く北海道一周の旅 2015夏【19日目】北竜町~由仁町~千歳市~支笏湖
どうも、こんにちは。
ぱんきちです。
19日目の工程は、北竜町から支笏湖までの約160㎞です。
滝川、三笠経由で岩見沢を通り、由仁町のゆにガーデンを見て支笏湖入りしました。
徐々に旅の疲れが溜まりつつあるタイミングでのホテル泊っだので救われました~。
朝6時、パンクした車が隣にやってきた。
この日は、朝5時に起床し、車内でグダグダしていると、隣にずっとアイドリングをしている車がいました。
こんな朝早くにうるさい。。
マナーがなってないな~。
そんな思いでちょっと外を見てみると、おじさんがそわそわしたり、車体の下を見たりしている。
自分「どうかされたんですか?」
おじさん「パンクしちゃったんだよね」
車はアルファード。右の後輪がぺしゃんこになっていた。
おじさんの話によると、知り合いの家に停めていた際に誰かにパンクさせられたか、何か踏んだからしい。
おじさん「とりあえず、スペアに交換したいんだけど、スペアの取り外し方がわからないですよね?」
自分「スペアを取ったことはないからわからないですね~。近くにスタンドがあったので、そこまでのろのろ行くか、ジャフ呼ぶのが確実かもしれないですね」
おじさん「ジャフには入っているから呼んでみるよ」
と早速電話をかけて、事情を説明。
場所が場所なだけに来るまで50分もかかるらしい。
自分「あ、そうだ。調べればいいのか・・・」
なんでそれを思いつかなったんでしょうか。
早速グーグル先生に質問。
ほらほら、すぐに出てきましたよ。
「アルファード スペアタイヤの外し方」。しかも写真付きです。
便利な世の中。スマホのデメリットも大きいけど、メリットも大きい。
早速、スマホ通りに試してみたところ、実に簡単に外れ、二人でパンクしたタイヤと交換完了。ジャフに電話して自分で伝えるおじさん。
おじさん「ありがとうございます。たすかりました。これどうぞ」
とお茶を一本くださり、颯爽とその場を後にしました。
こんな早朝からパンク修理を手伝うとは思いませんでしたが、いい経験でしたし、いい思い出になりました。
(実は、この先で自分にも同じことが起こるとは思いもしうませんでしたが・・・・)
しかしこうも長い旅をしているといろいろなシーンに出くわします。道北・美深町の温泉で、見ず知らずのおじいちゃんのパンツを穿かせてあげたのもそのひとつ。
消費期限は1日!ほんだ滝川本店のアップルパイ
8時過ぎに北竜町を出発して、国道275号線から国道12号線に入り滝川市までやってきました。
朝食後のデザートにと行ってみたのが「ほんだ滝川本店」。
12号線からちょっと入ったところにある赤い屋根がかわいらしいお店です。
りんごを使った焼き菓子が人気のようで、イートインもできます。
自分のお目当ては、名物のアップルパイ(300円)。
ちょうど焼きたてを買うことができたので、ラッキーでした。
道産の小麦、道産発酵バターを使用したサックサクの生地に、リンゴがたっぷり。シナモンなどは使ってないようなので、素材本来の味がそのままいきています。素材の良さや新鮮さ、生地の食感などを考慮してか消費期限はなんと1日。焼きたて、作り立てを楽しんでほしいという想いが詰まっています。そんな非常に美味しいアップルパイに出会えて幸せでした。
終わりかけだったけど穴場!黒瀬ラベンダー園
アップルパイを楽しんだ後は、黒瀬ラベンダー園に行ってみました。
場所は砂川市。ジェラートで有名な岩瀬牧場の近くにあります。
小高い丘に約7000株のラベンダーが植わっており、丘の上からキレイな景色を見ることができます。行ったこの日は、ラベンダーも終わり寸前でしたがピークの時は相当きれいなんじゃないかなと思います。富良野は激混みなので、こちらは非常に穴場なラベンダースポットだと思います。
29.2㎞!日本一長い直線道路「国道12号線」
この記事内に度々登場している国道12号線。
滝川から美唄あたりまでの29.2㎞がずっと直線と、日本一の直線道路と言われております。ただ、あくまでも市街地を通りますので、景色はそこまで町の中です。
ちなみに、少し前に家族5人が乗った車に、信号無視した暴走車が突っ込み4人の方が亡くなった凄惨な事故がありましたが、その道路がこちらの道路です。
映画「ぶどうのなみだ」の世界 『宝水ワイナリー』
国道12号線を南に進み、三笠の道の駅で休憩後、以前から訪れてみたかった「宝水ワイナリー」に行ってみました。
北は沼田町から南は由仁町あたりまでは空知と言われているエリアで、多くのワイナリーが点在しており、最近は空知ワインとして注目されてきているようです。
その中のひとつ「宝水ワイナリー」は、岩見沢市宝水町にあるワイナリー。
2014年公開映画「ぶどうのなみだ」で、主人公兄弟が住む家として登場したところです。
丘の斜面に広がるブドウ畑の中に建っており、赤い屋根と風車がかわいらしく、本当に映画のセットのような素敵さです。
映画で使用された車も展示されており、映画のファンにはたまりません。
建物内もとっても素敵。宝水ワイナリーのワインをはじめ、ワイングッズや近くに住むデザイナーが作った小物や雑貨、アクセサリーなども販売されています。どれもこだわりが感じられるおしゃれな作品ばかり。
スタッフの方も素敵で、感じのいいおじさんが話しかけてくださり、ワインやグッズについていろいろと教えてくださいました。
(後でわかったのですが、多分ワイナリーの社長さんだと思います)
ワインは、「RICCA」というオリジナルブランドのワイン。
せっかく来たので買って帰りたかったのですが、まだまだ先が長かった上、ワインがダメになってしまうことを考慮して断念しました。いつかまた再訪して買って帰りたいと思います。
広くて見ごたえ抜群!ゆにガーデン
岩見沢から由仁国道に入り、ゆにガーデンに行きました。料金は620円。
まずは園内のカフェで遅めのランチ。さわやかな風を感じながらテラスで食べたカレーは最高でした。
さて、いよいよガーデンを散策ですが、とにかく広い。
国内でも最大規模の英国庭園だそうです。
夏の草花がかわいらしく咲くエリアや伝統的なイングリッシュガーデン、ロースガーデンといったエリアに分かれており、様々な景色を楽しめます。チャペルが併設された
ガーデンは外国のような風景。ふと気づくとこちらで結婚式を挙げたカップルが植樹した木が植わってました。いい思い出になるでしょうね~。
美しい湖と森が魅力・支笏湖
ゆにガーデンを15時前に出発。渋滞を考慮して札幌付近はパス。千歳方面から支笏湖へ向かい、17時半前にこの日のお宿「休暇村支笏湖」に到着しました。
湖畔やホテル街からも程近い中規模のホテルです。ホテル前には野鳥の森が広がり、様々な散策路もせれています。お部屋もとっても広くキレイで快適です。
そして、お風呂はもちろん温泉。支笏湖天然温泉です。茶褐色のとろ~ろとした泉質で美肌の湯といった感じ。大きな窓からは森の木々が見えて本当に癒されます。
お料理はバイキングで、どれも美味しかったです。またホテル内にランドリーがあるので、洗濯ができるのは、長旅の物にはうれしい設備です。
さて、最初にも書いたとおり、旅も19日目となると結構疲労がたまってきました。
後半の宿泊については、自分の疲労具合を見てキャンプにするか、ホテルにするか、車中泊にするか途中で決めようと思っていました。
まだ旅は続きますし、自分の場合は観光の方がメインなので、疲れてそれができなくなってしまっては意味がありません。
なので、とりあえずこの先の洞爺湖と岩内のホテルを予約することに決定。
さらに先はまた改めて考えます。
そんな感じで、19日目は終了です。
翌日は支笏湖を楽しんだあと、小樽、余市に行きます!
ではでは、また次回!